インターネットであの「イチロー選手がアスペルガー症候群だ!」なんて書かれているのをよく見るのですが、本当でしょうか?

私はこの件は非常に不思議に思っております。

アスペルガー症候群調べた結果、非常にわかりにくい解説が多いのでここでは何も知識のない人向けにわかりやすく簡略に説明していこうと思います。

それでは、あの大リーガーの超アスリートイチロー選手がアスペルガー症候群なのかどうか順を追って一緒に見ていきましょう!

アスペルガー症候群とは?

名前くらい聞いたことくらいはありますよね?

アスペルガー症候群は発達障害の一つです。

しかし知的障害がないので、「知的障害がない自閉症」と言われたり、自閉症(高機能自閉症)と関連付けられらることが多いのですが、これはどうやら学会の仮説のようで、実証性には欠け、そしてそれを決定付ける論文も存在しないみたいです。

知的障害がない代わりにコミュニケーションがとても苦手です。

苦手という表現でひっくるめて良いのかちょっとわからないので、わかりやすく私の周りの実例を出しますね。

私はアスペルガー症候群のAさんと元恩師のもとへ出向きました。
もちろん「よく来てくれたね」とコーヒー(ブラック)が出てきました。私はブラックコーヒーが苦手で砂糖とミルクが欲しかったですが、「ありがとうございます」と言いながら、ブラックを我慢して飲みました。
アスペルガー症候群のAさんは、「私はコーヒーが飲めないので要りません!」と、勢いよく発言しました。

わかりますか?こういうことです。

アスペルガー症候群の人は、そうじゃない人と同様かそれ以上に、感情表現が強い反応を示しますが、反応する対象が常に違うんです。

つまりアスペルガー症候群の人が苦手なものは、

「他人の気持ちを理解すること」です。

ただし、身ぶり手振りや顔の表情で他人に伝えることは可能です。

その反面、アスペルガー症候群の人は、特定の分野、モノに対してはかなり興味を持ち、それに対しては、とんでもない集中力をみせるのです。これは大人に限らず、子供でありながらその分野に対しての知識量は半端なく、天才と呼ばれたりします。

学者などに多いのはなんだか納得いたします。

ちなみにアスペルガー症候群を放っておくと、うつ病や強迫性障害といった二次障害になることもあるそうです。

ではイチローとの関連性は?

イチロー

イチローの特徴と言えば、

  • マスコミに対しては割とツンとした印象(真剣)
  • チームスポーツの野球で第一線の活躍者
  • 天才と呼ばれている(実際は努力の天才)
  • 運動神経は抜群
  • 既婚
  • よくしゃべる
  • 毎日、朝昼兼用のカレーを食べる

私がTVで見てきたイチロー選手に対する印象です。

性格なんてわかるはずもありません。

確かにアスペルガー症候群の特徴を把握した上でこれらを当てはめていくと、イチローはアスペルガー症候群なんではないかと思ってしまうかもしれません。

プロフェッショナルとは

野球に限らず、それぞれの分野にプロと呼ばれる方々います。

プロとはその分野にて商売をしている(対価をもらっている)人ならみんなプロなのですが、もっと職人的な見方でいうと、毎回毎回、何度やっても、同じものを作りだす(生み出す)ことができる人こそプロです。

例えば、歌手でいうと、レコーディングは上手く歌えるまで録り直ししながら、歌えます。

しかしライブでは一発です。その一発撮りライブをDVDとしたり、ライブアルバムとして発売できるクオリティになっているのは紛れもなくプロです。

プロとはいかなる状況でも安定して物を生み出したりや技術を出せる人だと思います。

イチローは超プロフェッショナル

イチローは日本で、試合に出れるようになってからは、毎年日本で一番安打を製造してきました。

それもプロの集団の中で。

毎年毎年同じように高打率で安打を製造するには、ルーティン化していくことしかないのです。

いい状態のリズムを続けていって、いい状態の時と同じ気持ちで打席に入って、いい状態の時のフォームでスイングをしなければいけません。

一度フォームがくずれたり、バットの間隔が崩れると、一体自分にとって何が正解なのか迷って、迷っているうちにシーズンは終わります。

これはプロ野球選手みんな理解していることだと思いますが、実際それを徹底的に行動レベルで実行した人がイチローだと思います。

よって毎日自分を同じ状態に保たなければいけないが故に、毎朝決まった時間に起き、妻弓子さんのカレーを食べ、決まった時間にグランドに行って、決まった行動をとり、決まったアクションで打席に入るという行動が生まれているのです。

この行動だけ見た人がイチローはアスペルガー症候群だといいます。

私の結論

イチロー選手はアスペルガー症候群ではないと思います。

先に述べたように、プロの中のプロとして、毎年結果を出すという目標があり、それを達成するための繰り返し行動で、何年もそれをやっていくうちに本当に習慣化されているものだと思います。

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組でイチロー選手の密着取材が行われていましたが、その中で妻弓子さんがこんなこと言ってました、

弓子さん「野球で何か思い悩んでると食事の時は、椅子に座った時から、顔が暗いのですぐわかります。明るいときと暗いときのギャップはすごいある」

それに対してイチローは「それ(弓子さんに悩んでることがバレてること)がわかっちゃってるなぁってことをわかってるから、隠す必要もないと思ってる」

イチローは弓子さんの気持ちもしっかり理解した上で生活しています。

私的にはイチローがアスペルガー症候群だというのはおそらくは誤報だと思います。

他の方も書かれていますが、学者や芸術家にはアスペルガー症候群の方もいます。
ただ、野球はチームスポーツですし、しっかりとした対応は必要です。

ましてやその野球でメジャーにいき、数々の記録を残しているイチロー選手ががアスペルガー症候群だとは私は思えません。

その傾向にあるとは考えれるかもしれませんが、今回の私の考察もまた、確定とはいえませんので、そのあたりのご理解はよろしくお願いします。

ちなみにもうカレーは食べてないとか笑